類似性、命題、高次射
コンピュータッドとか雑多に色々考えてみる、ほんと雑多 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編で類似性という概念に触れた。次のことが言えると思う。
- すべての命題は類似性の主張である。
- すべてのメタ命題は存在命題である。
- すべての証明は構成的である。
高次圏を固定して、Mornをn-射の集合とする。Idn, Invnをそれぞれ、n-恒等射の集合、n-可逆射の集合とする。可逆性は、on-the-noseで定義可能: α;β = iddom α, β;α = iddom β 。
イコールは厳密な類似性、同型はタイトな類似性、その他はラックスな類似性とする。a, bをn-射=n-対象として:
- a = b ⇔ ∃α∈Idn+1.α:a→b
- a b ⇔ ∃α∈Invn+1.α:a→b
- a > b ⇔ ∃α∈Morn+1.α:a→b
類似性の類似度(厳密、タイト、ラックス)は色々あれど、類似性の証拠は1次元高い射になる。したがって、類似性の証明とは、1次元高い適切な射を見つけることになる。見つけるとは結局は具体的に構成することだから、「証明=射の構成」となる。
コンピュータッドとか雑多に色々考えてみる、ほんと雑多 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編で提示した疑問
- 描画と証明の関係(なぜ、描画が証明なのか)
は、この考え方である程度は了解できるだろう。
論理系とは、上記の高次圏のことで、高次圏の選び方により様々な論理が展開できる。