このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

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FHKのオモチャ 6 公理化

入出力境界付き多角形領域に対して、一点接合(one-point grafting/join)と折れ線接合(polygonal-line grafting/join)を定義する。一点接合は P#Q 、折れ線接合は P;(c, Q) または (P, c);Qで、cは境界の部分折れ線だとする。

FHK対応は、平面内の入出力境界付き多角形非輪状有向格子K/Pに、線形写像 W(K/P) を対応させる。

  1. Wに対して、ベクトル空間Aが存在する。Wの台ベクトル空間(underlying vector space)と呼ぶ。
  2. n = segs(in(P)), m = segs(out(P)) ならば、W(K/P) : A[n]→A[m]、[n]はテンソル積での累乗。
  3. テンソル積: W(P#Q) = W(P)\otimesW(Q)
  4. 結合: W((P, c);Q) = W(P);(id\otimesW(Q)\otimesid)
  5. 結合: W(P;(c, Q)) = (id\otimesW(P)\otimesid);W(Q)
  6. PL不変性: f:L/Q → K/P がPL同型なら、W(L/Q) = W(K/P)

主要定理:

  1. FHK対応Wに対して、A上の非単位的特殊フロベニウス代数(non-unital special Frobenius algebra)が決まる。
  2. A上の非単位的特殊フロベニウス代数は、FHK対応Wを定める。
  3. 凸(n + m)角形Pに対して、W(P) = μnm