「複」と「多」
[追記]本編 形容詞「複」「多」と箙〈えびら〉 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 に書いた。[/追記]
圏、複圏(マルチ圏)、多圏(ポリ圏)はまーいい用語法だと思う。これに対応させて、グラフ、複グラフ、多グラフとしたいが、マルチグラフはマルチプルエッジ(多重辺)を許すグラフの意味で使われている(反対語は単純グラフ)。ポリグラフは嘘発見器だし。
ウーム。
いまや、オペラッド=複圏で、複圏はオペラッドに押されている感じだ。ではオペグラフは? アリかもしれないが、ポリグラフはどうする?
グラフの代わりに箙(quiver)を使うか。箙、複箙、多箙(quiver, multiquiver, polyquiver)。箙といえば辺は矢(arrow)と呼ぶで決まり。矢の元(source)と先(target)も決まりでいだろう。頂点集合はむしろカラー・アルファベットと呼ぶべきかもしれない。カラーの列をマルチカラーと呼べば、複箙の矢は矢元がマルチカラーで矢先がシングルカラー。もっとも、カラー・アルファベットがシングルトンのときもシングルカラーか、、、、ウーンンンン。
自由・忘却-随伴を書いてみるか。
- Quiv(G, UD) Cat(FG, D)
- MultiQuiv(G, UD) MultiCat(FG, D)
- PolyQuiv(G, UD) PolyCat(FG, D)