このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

Commandの分類とネーミング

メイヤー流のCommandのさらなる分類

  1. リソース獲得 -- 増進的状態変容で、戻り値はないか、成功・失敗を告げる。
  2. リソース解放 -- 減退的状態変容で、戻り値はないか、成功・失敗を告げる。
  3. リソース生成 -- 増進的状態変容だが、自分で所有権を持たず、生成したオブジェクト(=新しい状態空間と初期状態点)へのポインターを戻り値で返す。

使う動詞

  • リソース獲得 build
  • リソース解放 scrap
  • リソース生成 create(単一のオブジェクト)、alloc(配列)

獲得と解放、生成と破棄はペアになるので、次のような動詞ペアを使う。

  • setup - teardown
  • build - scrap
  • alloc - free
  • create - destroy
  • set - release
  • open - close

解放・破棄が自動、あるいはdelete/freeで出来るなら、上記の動詞をあえて使う必要はない。