このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

複数の人の名前の表記法

外国人名のカタカタ表記で、姓名をどう区切るか。Wikipediaの例から見てみる。

姓と名は中黒で区切っている。

では二人の名前を繋ぐときはどうか? 定理の名前などで、

イコールで分けているようだ。しかし、調和解析の項目では、

  • ペーター・ワイルの定理 Peter–Weyl theorem
  • ペイリー・ウィーナーの定理 Paley–Wiener theorem

のように中黒だ。これは「ペーター・ワイルさん」ではなくて、「ペーターさん」と「ワイルさん」。

では次はどうか、

これは、「ハリシュさん」と「チャンドラさん」ではなくて、「ハリシュ=チャンドラさん」。

さらに、

これは、「バーチ・スウィンナートンさん」と「ダイアーさん」じゃなくて、「バーチさん」と「スウィンナートン=ダイアーさん」。

英文でも、ハイフンが姓名(というか名前の部分)の区切りか複数の人名の区切りかハッキリしない。僕は、複数の人はスラッシュで区切っている。バーチ/スウィンナートン=ダイアー、または バーチ/スウィンナートン・ダイアー となる。