相関と因果関係
相関と因果関係の区別は難しい。「区別が付いてない例」、「相関を因果関係とみなしてしまう例」はみたことがあるが、因果関係の意味で相関を使っている例もあった。
- 肺がんと飲酒のあいだの相関はない。
これは違う、相関はある。だが、
- 肺がんと飲酒のあいだの因果関係はない(かもしれない)。
だろう。
有名な例らしいが、
- 肺がんとライターの所持は相関があるが、因果関係はない。
以前出した例:
- 都市ごとの老人ホームと居酒屋の数には相関があるが、因果関係はない。
ただし、因果関係自体が非常に難しい。因果関係のあるなしをどうやって判断する? 次を示せるのだろうか?
- 肺がんとライターの所持には因果関係はない。
- 肺がんと喫煙には因果関係がある。