このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

相関と因果関係

相関と因果関係の区別は難しい。「区別が付いてない例」、「相関を因果関係とみなしてしまう例」はみたことがあるが、因果関係の意味で相関を使っている例もあった。

  • 肺がんと飲酒のあいだの相関はない。

これは違う、相関はある。だが、

  • 肺がんと飲酒のあいだの因果関係はない(かもしれない)。

だろう。

有名な例らしいが、

  • 肺がんとライターの所持は相関があるが、因果関係はない。

以前出した例:

  • 都市ごとの老人ホームと居酒屋の数には相関があるが、因果関係はない。

ただし、因果関係自体が非常に難しい。因果関係のあるなしをどうやって判断する? 次を示せるのだろうか?

  • 肺がんとライターの所持には因果関係はない。
  • 肺がんと喫煙には因果関係がある。