コンウェイとエルゴットの双対性は絵が一番
図で、f†は、fに対するコンウェイ(Conway)の不動点演算子。トレースを使って書くと、
- f† = Tr(f;Δ)
となる。
f#はエルゴットの繰り返し演算子。(右にある Tr(∇;f;Δ) は今回関係ない。)
f# の表記として、
- Tr([ι2A,X, f])
というのがある。ιは標準入射で、[,] は余タプリング。しかし、これでは不動点演算子との双対性がサッパリわからない。こういう表記はダメだと思うんだよな。絵で変形するば、左下のようになるが、さらに(ループの)スライディングで∇を移動してから巻き付いたワイヤーをアンワインディングすれば、Tr(∇;f) となる。
f† = Tr(f;Δ) と、f# = Tr(∇;f) なら、双対性は自明だ。まー、f† = Tr(<π2A,X, f>) と書けば、Tr([ι2A,X, f]) と対称になるんだけど。