このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

オッカム/スピヴァックの剃刀

オッカムの剃刀(英: Occam's razor)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%81%AE%E5%89%83%E5%88%80

必要が無いなら多くのものを定立してはならない。
少数の論理でよい場合は多数の論理を定立してはならない

説明のための基本原理は最小に保て、ってことだと思う。他の仮定から導出できる定理を公理にしてはいけない、とも取れるが、もっと一般的に、非本質だと思えるものはドンドン考察の範囲から切り落としていけ、と拡大解釈したい。

関手データモデルは、普通の人が大事だと思っているものでもかまわずにバサバサ切り落としていった結果、単純な本質を見事に抽出した、という感じ。普通なら切り落とせないで残してしまう仮定や概念を捨てる能力が常人とは違ったわけだ。

あれは才能だろうが、凡人でも真似すれば明らかに改善する。真似しよう。剃刀を振り回そう、ただし危なくないように。