必要な圏論
部分写像の圏から付点集合PtSetの圏を作って、PtSetで考えたほうがいいだろう。モナドのクライスリ圏だし。
基本的な概念は:
- 直積とその射影
- 終対象
- 等値核(イコライザー)
- ファイバー積(引き戻し)
- 部分対象
真偽値と述語の射があって、部分対象分類子があればトポスだが、任意の部分対象が等値核(方程式の解)で書けるような圏が、たぶん適切な圏。
有限完備で「部分対象が等式的に定義可能」な圏では、情報無損失分解の定理が成立する。
- 分解(スパン)が情報無損失なら、ファイバー積である。
別な言い方をすると:
- テーブルTがAとBに情報無損失分解できるなら、TをAとBからselect文で再構成できる。
ところで、フレイド/セドロフ記法はけっこう使える。