このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

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『ダークナイト ライジング』と、連想した映画達

ネタバレ。

ダークナイト ライジング(The Dark Knight Rises)』(2012年)を一人で観に行った。子供たちは興味ない。実際、(うちの)子供たちが喜ぶような映画じゃないな。最近のバットマンクリストファー・ノーラン監督の三部作)はシリアスで暗い。僕が子供の頃テレビで見ていたアッケラカンとしたヒーローじゃない。

特に今回は陰鬱な感じさえする。バットマンブルース・ウェイン死んじゃうし。死ぬ前に個人破産してるし、ウェインの会社潰れるし。最後は葬式だし。

それと、ロビン(=ジョン・ブレイク刑事)がやっと登場だが、バットマンが死んだ後にどうしよう、っての? 次回作はバットマン亡き後のロビンが主人公ってテはあるが、僕はやっぱり二人一緒に悪と戦ってほしかった。ロビンの経歴も暗すぎだしなー。

バットマン ビギンズ』(2005年、三部作の第一作)は見てないが、そのなかでラーズ・アル・グール(別名ヘンリー・デュカード)という格闘技(?)の師が登場するらしい。今回はその末裔(娘だけど)が登場する。これがまたサイテーな感じだ。いや、映画としてツマラナクはないが、ラーズも娘も不気味で理不尽すぎる。

Wikipediaより:

ラーズの過去とその遺志を継ぐ者が登場し、ゴッサムを破滅へと追い込む事になる。またラーズ本人ではないが、奈落へ落とされたブルースの前に幻覚として現れ、その際自身を「不死身」と称していた。

SFとしての設定は全般にイイカゲンだが、ゴッサム・シティ沖で中性子爆弾が爆発したのに「被害はなかった」とはどういうことだ? あの程度の距離ではダメだろう、ダイナマイトじゃないんだから。バットマンの死も無駄だったはずだ。細部に目くじら立てる気はないが、ここはキモだろうに。


もし続編を作るなら、ラーズの幻覚が「不死身」だと言っていたのがミソかな。ラーズもバットマンも不死身だった、と。安易すぎるが。それと、ラーズの娘とか弟子も不死身になっちゃうしな。


キャットウーマン(別名セリーナ・カイル)は良かった。だいたいにおいて、セクシー美人は好きなんだけど。女優さんはアン・ハサウェイ。もうひとりのヒロイン・ミランダはマリオン・コティヤールというアカデミー賞の女優さん。フランス人らしい。

悪役ベインはちょっと小粒感がある。『ドゥームズデイ』(2008年)の悪役も小粒だった。『ダークナイト(The Dark Knight)』(2008年)のジョーカーが凄すぎた。


Wikipediaの『ビギンズ』(2005年)項目から引用すると:

執事アルフレッド(配役:マイケル・ケイン)の献身、ウェイン社応用科学部ルーシャス・フォックス(配役:モーガン・フリーマン)の技術的支援、街の唯一の良心ゴードン巡査部長(配役:ゲイリー・オールドマン)との結束、そしてブルースとしても幼馴染であり思い人でもあるレイチェル・ドーズ検事(配役:ケイティ・ホームズ、配役2:マギー・ギレンホール)の協力を受けながら、バットマンとしての闘いを開始する彼だったが、

最愛の人・レイチェルは二作で死んでしまう。ウェインはこれを死ぬまで引きずっていた。二作でやはり死んだハービー・デント検事(配役:アーロン・エッカート)との関係も引きずってるし。


監督のクリストファー・ノーランは『インセプション』(2010年)の監督。

ゴードン巡査部長やっていたゲイリー・オールドマンは、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年7月)にも出ていたいらしい。そんな気もするが、記憶がハッキリしない。『カンフー・パンダ2』(2011年)の声の出演、これは知らない。『カンフー・パンダ』(2008年)は長男と見たが、『カンフー・パンダ2』は見てないし … いや、見たか? 記憶がハッキリしない。

主人公役のクリスチャン・ベール、彼はなんつっても『リベリオン(Equilibrium)』(2002年)のジョン・プレストンですよ。カート・ウィマー監督がGUN=KATAを開発したあれです。ミラ・ジョヴォヴィッチ主演の『ウルトラヴァイオレット(Ultraviolet)』(2006年)も見たかった。見逃した。当時の渋谷Book1stの壁ポスターで確認していたのに。

ベールは『ターミネーター4』(2009年、ジェームズ・キャメロン監督)のジョン・コナー役だった。『ターミネーター4 (Terminator Salvation)』(2009年)はお金かけたのはわかるがイマイチだった。低予算丸出しの第一作(1984年、ウーー、すげー昔だ!)のほうが良かったね。

シリーズ二作目『ダークナイト(The Dark Knight)』(2008年)のジョーカーをやっていたヒース・レジャーは28歳で死んでしまったらしい。

睡眠薬等の薬物併用摂取による急性薬物中毒により急逝。死後、『ダークナイト』(2008年)の演技により、アカデミー助演男優賞を受賞した。28歳での同賞受賞は史上4番目の若さだった。

ルーシャス・フォックス役のモーガン・フリーマンは、ジェームズ・マカヴォイアンジェリーナ・ジョリー主演『ウォンテッド』(2008年)のスローンって役もやっていた。最後は悪役だと判明する。

ラーズ役でチラッと出たリーアム・ニーソン、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)のクワイ=ガン・ジンだったんだな。『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010年)の主人公・ハンニバル大佐も彼だったのか。『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(2008年)と『ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』(2010年)では声の出演。


言及した映画、言及したかったが気力がつきたもの

  1. ドゥームズデイ』(2008年)
  2. インセプション』(2010年)ある種の再帰的あるいは多層的構造について - 檜山正幸のキマイラ飼育記
  3. ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011年) ハリー・ポッター - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  4. カンフー・パンダ2』(2011年)いろいろ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  5. カンフー・パンダ』(2008年)いろいろ - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  6. リベリオン(Equilibrium)』(2002年) SP 革命編 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  7. ウルトラヴァイオレット(Ultraviolet)』(2006年)1日は千円です:ウォンテッド - 檜山正幸のキマイラ飼育記
  8. ターミネーター4』(2009年) コンビネータとは - 檜山正幸のキマイラ飼育記
  9. ダークナイト(The Dark Knight)』(2008年)
  10. 『ウォンテッド』(2008年) 1日は千円です:ウォンテッド - 檜山正幸のキマイラ飼育記
  11. スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)
  12. 特攻野郎Aチーム THE MOVIE』(2010年)
  13. ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(2008年)
  14. ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島』(2010年) ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  15. Vフォー・ヴェンデッタ(V for Vendetta)』(2005年) 『V』 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  16. ザ・ウォーカー(The Book of Eli)』(2010年) MIB3 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  17. 『キス&キル』(2010年)
  18. 『レスラー』(2008年) 映画「レスラー(THE WRESTLER)」を見た - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  19. アイアンマン2』(2010年)MIB3 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編
  20. 『エクスペンダブルズ』(2010年)
  21. バイオハザード』シリーズ あとで観る - 檜山正幸のキマイラ飼育記
  22. ランボー 最後の戦場』(2008年) アクション・ジッサマ - 檜山正幸のキマイラ飼育記
  23. トランスフォーマー』シリーズ トランスフォーマー/ダークサイドムーン - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編