まだある概念と用語:主にハイパーリンク関係
- モグラ:アンビエントが持つメタオブジェクトの集合を構造化した有向グラフ。大分類して三種類のノード(名前空間コンテナ、名前空間、その他)を持つ。エイリアス辺によりツリーではないグラフとなる。エイリアス辺を除くとツリー、これはスパニングツリーを与える。
- メタレベル作用(meta-level effect): 式の評価が、アンビエントを変更する作用を伴うとき、その作用をメタレベル作用と呼ぶ。型やコマンドの定義が典型的。
- リソースマトリックス: リソースクラスの情報と、リソースインスタンスセットを行列の形式で表したデータ構造。
- リソースインスタンス・ストレージ: リソースインスタンスセットを格納する記憶媒体。今はファイルシステムを使っているが、専用のストレージが欲しいところ。
- セグメントパラメータ: HTTPリクエストのパスの一部をパラメータと解釈したもの。
- 状態チャンク: アプリケーション状態空間の部分集合。チャンク達は名前が付けられて、添字付き集合族となる。互いに排他的なチャンク達で状態空間は被覆される(領域分割)。チャンクをノードにしたグラフを作ると粗視化になる。
- トラス(truss): ハイパーリンクの束。ただし、有限個のハイパーリンク。1本のリンクは1個のトリガー(ハイパーメディア内に埋め込まれるリンク情報)と対応するので、トラスはトリガーセットだとも言える。ハイパーリンクの記述では、トラスに名前が与えられ。出現性(多重度)とターゲット(アクション・エントリーポイント)の範囲制限などが行わる。名前付きトラスセットがハイパーリンク記述となる。
藁のトラス(truss of straw):
新規の用語が多すぎるのは確か、後で整理して絞り込む。