モジュールの演算 絵算
http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/20110516 あたりの続き。大局的プログラミング(programming in the large)関係。
とある圏がありまする。
- この圏の射(対象じゃない)はモジュールである。
- この圏の対象は名前の有限集合である。
- 名前を型名だけに限定しても圏となる。とりあえず、型名だけで考えてもいい。
- Lispのフィーチャーシステムと同じようなもの。
モジュール圏と呼びたいがそれはダメ。
- この圏の対象は指標(signature)と呼んでよい。(インスティチューションの用語法では。)
- この圏の射は指標射(signature morphism)と呼んでよい。
- だが、この圏の射はモジュールであることは事実。
- モジュールの英語"module"は加群の意味があるので、category of modules は使えない。
- 指標圏(category of signatures または signature category)なら使える。
- だが、「指標圏」で分かる人はいない。
とりあえず、signatures and modules を縮めて sigmod圏とでもしておく。
http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/20110516/1305538936 の表を再掲。
演算記号 | 意味 |
---|---|
+ | モノイド積、モジュールの集約/マージ |
|> | 圏の結合、普通の結合 |
:> | 閉じた吸収結合 |
*> | 開いた吸収結合 |
<:> | 対称な閉じた吸収結合 |
<*> | 対称な開いた吸収結合 |
んで、絵はこうなる。