簡単だけど面白い例、意外な例
- 左右の自明モノイドと変数定数双対性(左右対称、時間非対称)
- モノイドと加群
- コモノイドと余加群
- 状態と観測とCommand-Query分離
- アミダ、ブレイド、まんじ、スワップ
- 多重加群と多重余加群(例:回転と平行移動の働く平面)
- 観測セット(座標系)と観測の可換性(例:アクセスカウンター)
- 交替律とインターリーブ定理(マルチタスクとメモリ分離)
- バイノイド法則、順次可換性、交替法則、
順次可換性(sequential commutativity;檜山の造語)とは、f |× g = f ×| g 。順次可換性と交替性が同値(ボブ・クック)というのは厳密にはウソ。バイノイド法則(対象を掛ける積に関する分配性)がないと成立しない。
- バイノイド法則 -- 何もしない操作なら、いくらでも足していい。Arrows知らんが、arr f;g = arr f >>> arr g に対応するらしい。
計算(computation, or model of computations)では交替法則は容易に破れるが、バイノイド法則が破れる状況は極めて考えにくい。 って、これは実はとても大事なことかもしれないな。