マニンのグラフに関する用語法
マニンのグラフに関する用語法でまいった。ファインマングラフだと、こういう言葉を使うのか?
- フラグ -- 片一方だけが頂点と接続している無向辺。ただし、2つのフラグが組になって通常の辺を作ることもある。
- カローラ(corolla) -- 花びらの輪ですかね。一つの頂点に接続しているフラグの集合
- エッジ -- 2つのフラグがくっついて構成された無向辺。
フラグは「矢印の形をした付箋」の意味があるらしいから、そんな感じだろう。フラグの境界は必ず1個の頂点になっていて、頂点を持たないフラグは許されてない。
フラグに境界頂点を対応させる写像と、エッジを形成するフラグペアの指定でグラフ構造が定まる。さらにマニンは、組み合わせグラフと幾何グラフの厳密に区別することを注意している。フラグの幾何実現は、片一方が開いた線分。