トゥエン/ヴェキとハランの方法
7月13日にみつけたペーニャ/ロアシャイド(Javier Lo'pez Pen~a, Oliver Lorscheid)の Mapping F1-land(http://arxiv.org/abs/0909.0069)は素晴らしい解説。デイトマー(Deitmar)の方法が一番普通な感じなのはわかったが、コンピュータで使うならトゥエン/ヴェキ(Toen-Vaquie)とハラン(Shai Haran)の方法だろうな。特にシャイ・ハランの発想はものすごく面白い。ハランのFは拡張アミダ圏だから、拡張ブレイド圏から出発すると別なナニカになるかもしれない。
ハランは有限行列を扱い、作用素ノルムを計量に使うのだけど、計算可能な無限(加算まで)行列を使ってもいいような気がする。すると、計算論からハラン幾何を構成できるんじゃないだろうか。