なめらか構造とか
http://golem.ph.utexas.edu/category/2009/05/smooth_structures_in_ottawa_ii.html からリンクされている論文。僕に体力と気力と時間があるなら、読んでみたいものだが、実際は (略
まずはコレ:
- Title: A Prehistory of n-Categorical Physics (現状は DRAFT VERSION)
- Authors: John C. Baez, Aaron Lauday
- URL: http://math.ucr.edu/home/baez/history.pdf
- 60 pages
"n-Categorical Physics" という言葉だけでシビレルなー。タイトル通り、論文というよりは啓蒙的論説記事という感じ。いつものバエズ節。
- Title: Parallel Transport and Functors
- Authors: Urs Schreiber, Konrad Waldorf
- URL: http://arxiv.org/abs/0705.0452
- 64 pages
↑ バンドルの接続の圏論的な解釈。昔、同じようなこと考えたことがあるな。
- Title: Convenient Categories of Smooth Spaces
- Authors: John C. Baez, Alexander E. Hoffnung
- URL: http://arxiv.org/abs/0807.1704
- 41 pages
↑ なめらか構造に関するサーベイ。普通の可微分構造とはだいぶ違う。一番違うのは、台空間として位相空間を使わないことかな。単なる集合上に、いきなりなめらかな構造を載せている。モデル圏としてRn の部分集合達の圏を使うが、モデル圏も相対化すると、「なめらか」とは一見無関係な圏も「なめらかな圏」となる。チャート(とアトラス)ではなくて、プロットという概念が基本。