このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

なめらか構造とか

http://golem.ph.utexas.edu/category/2009/05/smooth_structures_in_ottawa_ii.html からリンクされている論文。僕に体力と気力と時間があるなら、読んでみたいものだが、実際は (略

まずはコレ:

"n-Categorical Physics" という言葉だけでシビレルなー。タイトル通り、論文というよりは啓蒙的論説記事という感じ。いつものバエズ節。

↑ バンドルの接続の圏論的な解釈。昔、同じようなこと考えたことがあるな。

↑ なめらか構造に関するサーベイ。普通の可微分構造とはだいぶ違う。一番違うのは、台空間として位相空間を使わないことかな。単なる集合上に、いきなりなめらかな構造を載せている。モデル圏としてRn の部分集合達の圏を使うが、モデル圏も相対化すると、「なめらか」とは一見無関係な圏も「なめらかな圏」となる。チャート(とアトラス)ではなくて、プロットという概念が基本。