2008-01-12 概可逆ISR 形式言語理論 DFD その他代数 加法的ベキ等な半環(ISR)Rと、U⊆Rで定義された写像(-)':U→Rの組(R, ')で、 1∈U 1' = 1 a∈Uに対して、a'はaの概逆元 UはRを生成する 最後の条件は、Rに極限操作があるときは、極限も含めて生成することだとする(このへんの定義はむずかしい)。以上の条件を満たすIRSを、概可逆なISRと呼ぶことにする。概可逆ISR Rを係数とする行列が、すべての成分が概可逆なら概可逆と呼ぶ。転置して、成分を概可逆元で置き換えた行列が、行列の概逆行列とする。概逆行列は、そのままでは行列乗法で概逆元になるわけではない(ネーミングが悪いかも)。