このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

移動(moves)と組み合わせ圏論

「さまざまな移動(moves)たち」で移動をまとめたが、移動を主たる手段として組み合わせ圏論とでも呼ぶべきアプローチが考えられるだろう。ちなみに、移動には、4次元内の2-タングルに関するカーター/リーガー/さいとう(Carter-Reiger-Saito)移動や、三角分割を変形するパチナー(Pachner)移動なんてのもある。

組み合わせ圏論は、組み合わせ幾何に圏論を使うことでもあり、圏論を組み合わせ的手法で調べることでもある。高次圏でも有効そうだ。

ラフォン(Lafont)の図式的レイヤー/図式的等式という概念と、LLTの3人のスチル/フリッカー/ムービー(CRSムービー)という概念も組み合わせ圏論の文脈で考えることができそうだ。

  • Title: On the Combinatorics of Carter-Rieger-Saito Movies in the Theory of Smoothly Knotted Surfaces in R4 (November 13, 2004)
  • Authors: Glenn Lancaster, Richard Larson, Jacob Towber
  • URL: http://tigger.uic.edu/~rgl/shrtknots.pdf