モノイド単位対象上のケリー双対系
モノイド圏Cのモノイド単位をIとする。×はモノイド積は、α、λ、ρは結合性、左単位、右単位の自然変換だとする。
単位Iに対する右ケリー双対系を具体的に構成する。(I, I, ρI-1, λI)がIの右ケリー双対系になる。これは同時にIの左ケリー双対系でもある。理由は次の手書きメモ(等式が間違っているわ、絵のほうを信用して):
モノイド圏の三角一貫性条件を単位に適用すると、α;Iλ;ρ-1I = II という厳密な等式が得られる。これを図示するとZ字ジグザグの精密なバージョンが得られる。S字ジグザグは、λI = ρIを仮定すれば同様に出る。