次元論はヤーメタ(ともいかないか)
半環/半加群の次元論は僕の手に負えない。これはもうスキップしよう。
で、公理化でごまかす。
(C, U)が単純モノイド圏だとする、Uは特定された単純対象。dim:|C|→N+{∞}が次元であるとは:
- dim(X) = 0 ⇔ X≒0 (右の0はモノイド単位対象で、≒は同型)
- dim(X) = 1 ⇔ X≒U
- dim(X + Y) = dim(X) + dim(Y)
- dim(X) = n ⇔ f:n・U→X という同型fが在る
dimの値が∞にならないとき有界次元(bounded dimension)と呼ぶことにする。
有界次元を持つ単純モノイド圏(simple monoidal category with bounded dimension)が双デカルトなら、行列圏になることはほぼ自明になる。が、逆に、行列圏が実際に次元を持つかどうかは全然明らかでなくなるなー。
ウーム、次元論を止めようとしてもなかなかそうもいかないのか。次元論が大事なことが少しはわかりましたよ。