このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

Luigi Santocanale

2001年くらいから論文発表をはじめているので、まだ若いのかな?

μ-双完備圏(μ-bicomplete categories)を中心に、線形論理、巡回的証明、ゲーム・セマンティクスとかをやっている。注目のヒトですね。

μ-双完備圏は、μν完備圏と呼んだほうがいいと思うな。束の最小不動点とμ計算/最大不動点とν計算を一般化して、有限直和/直積を持つ圏Cの自己関手の族Ψ(F∈Ψ ⇒ F:C→C)に対して、始代数μ.Fと終余代数ν.F を持つような圏。

EsikのConway代数(μを使って表現される不動点を持つ代数)に近い、似た雰囲気がある→クリーネ代数(Kleene代数)、コンウェイ半環(Conway半環) - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編。巡回証明は証明ネットが関係するかも→線形論理とトレース - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編。ゲーム・セマンティクスはアブラムスキーもやっていたし→http://citeseer.ist.psu.edu/abramsky99game.html