2006-10-05 等式的デカルト、余デカルト、双デカルトな圏 トレース/コンパクト閉圏 圏一般論 等式的デカルト圏=デカルト圏であっても、等式的余デカルト、等式的双デカルトな圏を考えることに意味はある。等式を使うと、極限のときとは双対性の使い勝手が違う。余デカルト性は即座に半線形性になる。双デカルトの定義には、∇;Δ = □ も入れた方がいいだろう。これにより、次の2つの定義が整合する。 f+ := Tr(∇;f;Δ) f* := Tr[(1+Δ);(σ+f);(1+∇)] この定義のもとで、f+ = (∇;f)† (右はコンウェイ(Conway)ダガー)は自明、f* = Tr[□;(1 + f)] は割と簡単、f* = 1 ∨ f+ は自明でない定理となる。