指数の計算:指数法則
C⊆X⊆Setの状況(具象圏のsetting)で、^:X×Cop→X が2変項関手であることはわかった。Cに積と和があるとき、次も成立。
- f^1 ≒ f
- f^0 ≒ 1
- f^(k×j) ≒ (f^k)^j
- f^(k + j) ≒ f^k×f^j
形式上は非常に単純で憶えやすいのだが、図式を追い回すだけだと混乱する。図式を横目でにらんで運算(カルク)したほうがいい。そのとき、なんか非形式的なラムダ計算をしている。ともかく、カリー化がことの本質だ。
^ = λ(f, k).λa.λx.[f(a(k(x)))]
f^k = λa.λx.[f(a(k(x)))]
(f^k)(a) = λx.[f(a(k(x)))]
(f^k)(a)(x) = f(a(k(x)))
「図式をにらみながら非形式的な運算」という部分をもう少しなんとかできないものか?