このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

モデルの仮構性と有効性

「モデルが在る」ことは、フィクションあるいはファンタジーだと言えるだろう。誰も存在を保証できない。実際にモデルを作るには、構文領域をいじくる以外に方法がない。つまり、「構文に先立ってモデルの世界が在る」ということは全然言えなくて、「構文領域があれば、モデルらしきものを作れる」というのが現実だ。

だからモデルなんて考えても無駄か、というと、そうではない。モデルの世界があると考えるほうがなにかと便利だし、精神衛生上もよい。モデルは、有効なファンタジーなのだ。