2013-04-19から1日間の記事一覧
Cが有限完備かつ有限余完備な圏だとして、C内の菱型の図式◇を考える。これは融合和(pushout 押し出し)になっているとする。図式として余極限錐(colimiting cone)になっている。このような菱形を2つ並べた ◇◇ を考える。真ん中の上方は余スパンの形をして…
について調べなくてはならない。
RPCのcallには、2つの部分デカルト閉構造(評価構造とか適用構造と言ってもいい)が絡むのでけっこう複雑。しかしreturnは簡単。CとDが圏で(C = D でもよい)、F:C→D が関手(あるいは部分関手)とする。別に、埋め込み関手 I:C→D があるとして、return::F⇒…
圏論バイアスによる発言ではあるが、RPCが他の方法に比べて格段に優れているのは、圏論との相性が良いからだ。手続きや状態のキー化(コード化)やマーシャリングは、部分デカルト閉構造で記述できる。同じ圏に複数の部分デカルト閉構造が載るのだが(それは…