このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2007-05-31から1日間の記事一覧

プログラミング言語概念の定義

プログラミング言語をひとつ与えることは、結局は指標を与えることと同じで、問題は指標から自由圏を作る一種の閉包演算<->のほうだな。どのような種類の自由圏(エルブラン圏、項集合)を与えるかがプログラミング言語構文の特徴付けになる。閉包演算<->は…

二重圏上のインスティチューション

指標圏に境界概念とグルーイングを導入して、コボルディズム的な二重圏だと考える。インスティチューションをこの二重圏の上で定義する。すると、Mod、Sen、Spec、Theo(Sen上に作る順序集合)なども拡張されるだろう。さらに、証明系ProofやプログラムProg…

境界付き指標もっともっと

有向グラフとしての指標Σと部分有向グラフΦ、Ψを一緒にした(Σ, Φ, Ψ)を射とするコボルディズム圏を考えることができる。このコボルディズムでは次元概念は役割を演じない。圏Cに対してΣ代数圏 C-AlgΣは、関手圏C<Σ>として定義する。コボルディズム指標(Σ, Φ,…

境界付き指標もっと

もう少し考えよう。有向グラフとしての指標Σ(有限に限らない!)、部分有向グラフΦ、Ψを一緒に考える。|Φ| = B を基本(basic)ソート、|Ψ| = D を公開定義(public defined)ソートと呼ぶ。別な部分グラフΔ⊆Σがあるとして、Δの辺はコンストラクタ演算記号と…

境界付き指標

指標は単なる有向グラフと考えてよい(そう考えるべき!)。境界付きグラフがあるんだから境界付き指標があってもいい。BHKのconstructor-based指標Σを考える。ソートにはlooseとconstrainedがあるが、これをbasicとdefinedと呼び替える。basicソートとbasic…

BHKはBidoit/Hennicker/Kurz

Bidoit/Hennicker/Kurzはさすがに書くのに長すぎるからBHKと略記する。