このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

2006-01-21から1日間の記事一覧

詳しく記録

今日はメモ編ばっかり書いていたから、そろそろオシマイ。記憶だけや1行メモに比べて、このくらい書いておけば後で読んで分かるだろう。図式計算は文字で描くの辛いから、紙に描いて捨ててしまうけど。図式の代用(記録)になるカルク記法がやっぱ欲しい。

さらにcirc-Kleisli構成の副産物

入出力を持つ状態遷移機械を単に機械とか系と呼ぶとして、機械の圏の射α:A→Bは、集合圏でA×X→Pow(B×X)と解釈できるが、カリー化すると、α':X→Pow(B×X)^A、これは関手F(X) = Pow(B×X)^Aの余代数。機械の圏でHom(A, B)を状態空間の適当な写像を射として再び圏…

circ-Kleisli構成の別な例

あれれれ、Cを集合圏として、(×, 1)でモノイダル構造を与える。共変ベキ関手Powと、sigleton埋め込み{-}:I→Powと∪:Pow(Pow)→Pow でモナドを考える。circ-Kleisli構成を考えると、状態遷移も出力も非決定的な順次機械の圏ができる。射は、A×X→Pow(B×X) で、こ…

circ-Kleisli構成

circ-Kleisli構成をきまじめにかつ一気に定義すると、かなり面倒。circ-Kleisli構成=Circ構成の後にKleisli構成だと思う。このことを確認できれば、話は単純になる。←勘違い、そんなことではない。現象の観察結果なので、“一気の定義”が先に来てしまった。…