指標とモデルと意味論
昨日 代数的定義形式とアンビエント構造 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編、次の用語を導入した。当たり前で自己説明的な言葉だと思う。
- (n-)?代数(的)?定義(形式)?
- (n-)?定義(形式)?
同義語が:
- (n-)?指標
- (n-)?仕様
- (n-)?セオリー
- (n-)?型クラス
- (n-)?インターフェイス
- (n-)?仕様モジュール
- (n-)?モジュール仕様
- (n-)?スキーマ
- (n-)?プレゼンテーション
- (n-)?表示
- (n-)?表現
- (n-)?生成系
- (n-)?コンピュータッド
- (n-)?ポリグラフ
定義形式=コンピュータッドの構成素は、
- (生成)?アロー〈(generating)? arrow〉
- (生成)?セル
- (生成)?射
- 生成元〈generator〉
- データ〈data〉
モデルについては、
次も同義語または類語。
- 宇宙
- ユニバース
- 世界
- ワールド
- 銀河(檜山使用)
- アンビエント
- 環境
アンビエントの実体は:
- 具象n-圏
- ドクトリン
- レルム
- ブランド
次もだいたい同義。
- 射
- 準同型(射)?
- アロー
- セル
- 演算
- オペレータ
- オペレーション
- 関数
- 写像
- マップ
計算システムは、システム指標とシステムモデルで決まるが、システムの同義語は
- {計算 | コンピューティング}?{システム | モデル}
- {仮想 | 抽象 | 概念}?{計算機 | マシン | 機械 | コンピュータ | システム}
システム指標は、
- システム指標
- コア指標
- 組み込み指標
- 基本指標
- 基礎指標〈ground signature〉
システム指標とシステム・セマンティクス〈システム代数 | システム・モデル | システム意味論〉が決まっていると、Σからシステム指標Ωへのクライスリ射はΣのセマンティクス〈代数 | モデル | 意味論〉を誘導する。
システムとそのあいだの準同型の圏をシステムの圏Systemと呼ぶと、セマンティクスの圏SemanにSystemは埋め込める。ここで、圏Semanは、クライスリ射〈置換〉の圏から集合圏Setへの関手を対象として、自然変換を射とする関手圏。
S∈|System|に対して、Sが定義するセマンティクス〈意味論〉をSemS、または〚-〛S と書く。SemS = 〚-〛S : Subst→Set
意味論関手 Sem:System→Seman はさらに2つのパラメータを含む。
- プログラミング言語L
- セマンティック圏C
プログラミング言語Lは、型システムを決める2-モナドTLと、値計算システムを決める1-モナドCLからなる。TLが型演算を決め、CLが値演算を決める。プログラミング言語(実体はモナドの組)とそのあいだの準同型は圏ProgLangを形成する。プログラミング言語のあいだの準同型は、モナドのあいだの準同型なので、2つのモナド準同型を組み合わせた形をしている。