なぜリレーションの理論は腐ったのか
腐ってクソ理論に成り下がったのは:
- コッドが偉大すぎた。
- デイトが純粋化して、コッドの現実迎合的(不純な)傾向はなくなった。
- 純粋化から教条化・徳目化した。
- ジャーゴンにより、他分野との交流が困難になった。
- 閉塞・閉鎖的傾向が強まった。
- 進歩が止まった。あるいはガラパゴス化した。
疑似理論とは:
- 理論を標榜していても、実際には一人前の理論ではないもの。
- その理論独自の実質的な内容が無い。
- その理論により解くべき問題が無い。
もう少し言うと:
- 他のより一般的理論の特殊事例として説明可能で、存在意義がない。
- その理論で解決できる問題は、他の理論でよりよく解ける。
- その理論で解決できる問題が、理論のデモンストレーションだけの目的のもので、実際にはそんな問題を解く必要性などない。
リレーションの理論は、最初は疑似理論ではなかったが、時代の経過に伴って相対的に劣化して、今では疑似理論に堕している。データベース界の老害と呼ぶべきか。