明快ストライブ(ケーブル)計算
ストライブ計算とケーブル計算は同じこと。ギャートルズ計算=マテリアル計算の立場からはケーブル計算と呼ぶのが適切かな。
ストライブ計算は、C, Dがモノイド圏か2-圏のときに、関手圏[C, D]内の計算をすること。特に、ラックス・モノイド関手、タイト・モノイド関手の計算が主たる用途。また、Cが半モノイド圏のときも考える。
Dが厳密モノイド圏または厳密2-圏のときのストライブ計算を明快ストライブ計算(lucid stripe/cable calc.)と呼ぶ。形容詞「厳密」を使わないのは、セットンであるモノイド関手の形容詞に「厳密」があり、明快性とは違う概念だから。
明快ストライブ(ケーブル)計算では、等式に関する左右の消約規則が使える。
(Γ [A]) = (Δ [A]) -------------------[右消約] Γ = Δ
ここで、
- Γ, Δは、D内の任意のストライブ図
- AはCの対象
- [A] で、ブラケットは特定の関手シースによる単線ケーブル
左消約規則もある。これがすごく便利で楽しい。