古典の物理と幾何@名古屋の計算マシナリー
計算に使う3-圏Kについて:
- Kは三重圏の3方向のうち一方向(verticalとする)をピンチした3-圏である。
- ピンチングにより次元は減らないが、射の種類は8種から6種に減る。
- 縦横ニ方向だけ考えると、二重圏のピンチングで弱2-圏(双圏)になる。
- 縦1-射がなくなり、関連する横断2-射がなくなる。8 + 2 = 6
- 6種は、{0, h1, v, t1, ht2, 3}
- 縦ピンチ三重圏(vertically pinched triple category)はもとの三重圏の部分圏となる。
- 3-射として、単体写像をやめて、可逆moveを3-射にする。
- 関連して、ht2-射もh1-射(1次元図形)の可逆moveとなる。
- 3-moveは可逆なので、3-射と2-射で作る二重圏は2-群的(2-groupal)になる。
- 2-moveも可逆なので、ht2-射とh1-射で作る二重圏も2-群的(2-groupal)になる。
射が6種で、結合は
- 横1-射の横結合 *0: h1, h1→h1
- 2-射の横結合 *0: 2, 2→2
- 2-射の縦結合 #1: 2, 2→2
- 横断1-射の横断結合 ;0 : t1, t1→t1
- 横横断2-射の横結合 *1 : ht2, ht2→ht2
- 横横断2-射の横断結合 ;1 : ht2, ht2→ht2
- 3-射の横結合 *1 : 3, 3→3
- 3-射の縦結合 #2 : 3, 3→3
- 3-射の横断結合 ;2 : 3, 3→3