このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

多義語:proof -- 証明

現状と対策、、、ほぼ地獄の様相 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編の方針で、1エントリに1語ずつ説明していく。[用語法][多義語]タグを付けて、タイトルにも「多義語:」と入れる。

  1. 辞書的意味
  2. Isar文書内で、theoremコマンドによるIsar文の後に続く部分
  3. 証明スクリプトとして記述された手順
  4. 証明ドキュメントとして記述された宣言
  5. 証明オブジェクト
  6. 証明図 証明オブジェクトの一種と考えられる
  7. 証明項 証明オブジェクトの一種と考えられる
  8. 証明仮想マシン/抽象マシンの実行(run, execution)
  9. 証明オブジェクトを作成するために、ユーザーと証明支援系が協力して行う行為。出来るだけ「リーズニング」と呼ぶことにする。

Isabelleは、論理式をシャローエンコーディングする(Shallow encoding - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編)ので、項としての証明オブジェクトはない。つまり、ポールソンのMに対する実装であるPure内部に証明を持つことは出来ない。

よって、証明を実体的に(システム内部のentityとして)定義するのは難しい。どうしても「書かれた手順」「書かれた宣言」のような話になる。