このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

MinGW, MSYS, Git for Windows

なんかグチャグチャになっている。そろそろ考え直さないとダメかもしれない。

Git for Windowsを使う方法については、次に書いた。

それにTDM-GCCを組み合わせれば比較的新し目の環境を使える。

MinGWの新旧版とGit/TDM混合環境 - 檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編から再掲:

MinGW MinGW 混合
gcc 4.6.2 4.9.3 5.1.0
bash 3.1.17 - 4.3.42
binutils 2.22 2.25.1 2.25

混合環境を使うには、次の順序でパスを設定すればよい。

C:\Installed\Git\cmd
C:\Installed\Git\mingw64\bin
C:\Installed\Git\usr\bin
C:\Installed\TDM-GCC-64\bin
C:\Installed\MinGW\msys\1.0\bin
C:\Installed\MinGW\bin
  • Git/mingw64/bin にgitがらみのユーティリティが入っている。
  • Git/usr/bin にgrep, sed, awkなどが入っている。
  • TDM-GCC-64/binにコンパイラ関係
  • これで間に合う。
  • 万が一欠けているコマンドがあれば、MSYS, 旧MinGWの順で探す。

古いのを切り捨てて、

C:\Installed\Git\cmd
C:\Installed\Git\mingw64\bin
C:\Installed\Git\usr\bin
C:\Installed\TDM-GCC-64\bin

これでもたぶん問題なく使えると思う。

だが、次の問題がある

  1. 32ビットコンパイラ環境が必要なことがある。-m32オブションだけではうまくいかないことがある。TDB-GCCコンパイラが呼ばれては困る。
  2. configureを動かすと失敗する。

考察

bash 3.1, gcc 4.6はさすがに古すぎる。2014年3月に新しいMinGWをインストールしたが、MYSYSを古いMSYSからコピーしているんで、bash 3.1のまま。そもそも、手動でコピーすると、mingw-getが混乱して、その後のメンテナンスがうまくいかない。

次のようにするか

  • 2014-3版のMinGW/MSYSは消す。
  • 32ビットMinGW/MSYSをインストールする。
  • 古い32ビットMinGW/MSYSは塩漬け。
  • 混合環境(割と気に入っている)とMinGW/MSYS環境を切り替えられるようにする。