このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

フォーメーションと極限

単一のオブジェクトではなくて、複数のオブジェクトが連携するとき、編成された連合体を何と呼ぶか? あまり適切な呼び名がないような気がする。フェデレーションという言い方もあるが、大げさな気がする。

2002年頃、僕はオブジェクトフォーメーションと呼んでいた。これはサッカーに触発されて。「それぞれの役割を与えられて配置された複数のプレーヤーからなる組織体」という感じ。2002年は、FIFAワールドカップ 日韓大会があった年で、影響されてサッカー用語・概念をよく使っていた、サッカーろくに知らないけど。ミーハー。

フォーメーションは、参照や埋め込みを矢印とする図式で表される。これを圏論的に解釈すると、その極限が取れる。フォーメーションの解釈として:

  1. 複数ノードを持つ有向グラフ=ダイヤグラム
  2. ダイヤグラムの意味論としての関手
  3. その関手の極限

というのがある。極限も極限錐、錘の頂点対象、錘の底面ダイヤグラムなどのように細かく分けて考えたほうがいいだろう。頂点対象=極限対象が、フォーメーションを表現する複合(仮想)オブジェクトとなる。