このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

タスクの事例

mschedはもともとmeeting scheduleで、issueトラッカーとかタスクマネージャの話。

最近の例として、ミーティングスケジュールと同様だが:

  1. 日時の候補を合意する。
  2. その日時で場所を予約する。
  3. 場所を確定する。
  4. その旨を連絡する。

場所の予約が失敗のときは、最初からやり直し。アクションを[...]、状態を(...)で書くと:

  • (スタート)[日時の合意]-> (合意した)
  • (合意した)[予約]-> (予約した)
  • (予約した) -> (予約成功)
  • (予約した) -> (予約失敗)
  • (予約成功)[連絡] -> (連絡済み)
  • (予約失敗)[連絡] -> (スタート)
  • (連絡済み)[実施] -> (エンド)

状態集合は、

  • (スタート), (合意した), (予約した), (予約成功), (予約失敗), (連絡済み), (エンド)

アクションは、

  • [日時の合意], [予約], [連絡], [実施]

現実の行為とissueとしての記録はズレがあって、

  1. 合意後に、issueの生成。初期状態で予定日時を持つ。
  2. 予約後に、issueが(予約した)状態に変わる。
  3. 受動的に返答を受けて、issueの状態は(予約成功)または(予約失敗)。
  4. (予約成功)状態は、連絡をトリガーする。
  5. 実施後の(エンド)に変わる。

自動化可能性は:

  1. issueの生成により予約がトリガーされる
  2. 予約の応答に反応して、連絡をトリガーする
  3. 実施日時より経過したissueは消去する。あるいは消去を促す。