ポアソン分布、根に持つぞ
ポアソン分布の説明が、僕にとっては色々と酷い。思考停止を勧められている気がする。こういうのは割と根に持つほうなので、納得いくまで調べる。ずーっと納得いかないかもしれないが。
ポアソン分布で考えたこと:
試行、実験、観測、事象の生起、などと呼ばれるコトを要素とする集合Xを考えて、試行や実験の結果、観測値、事象の情報(例:生起時刻)などを値とする写像 X→V を考えることは出来る。しかしXが無闇と巨大だと、X上の測度構造は考えにくい。Xよりは小さい集合X'を考えて、X→X' という全射(商写像)を作り、X'上で測度を作ることが多い。X'の測度を持ち上げてX上に測度を構成する。
だが、X上の測度は現実には不要で、リダクションした X'→V でも用が足りることが多い。X→X' を作るのは重要だと思うが、難しすぎる場合が多いので、X'→V を先に出してお茶を濁すのだと思う。ほんとの「コトの世界」Xは捕まえどころがない。