JavaScriptのクラスもどきと、図形のアフィン変換ライブラリ (3)
次がわかればJavaScriptは理解できたことになる。
- すべてが Subject-Property-Value 構造。変数、名前、プロパティ、インデックスなどが事実上同じであることを理解する。同じメカニズムに異なる用語を使うのは習慣に過ぎない。
- 「オブジェクト、Object、object」などの言葉を、日常的意味、狭い意味、広い意味など、多様な解釈と使い分けがあることを理解し慣れる。「目的語」とか「対象物」とか「メモリブロック」という意味も忘れない。
- 関数の複数の「呼び出し方」を理解する。
- 関数内のthisが何を意味するか理解する。
あとはデータの分類:
常識的な分類 | 例 | typeof | constructor.name | |
---|---|---|---|---|
未定義 | undefined | |||
ヌル | null | |||
真偽値 | true, false | |||
数値 | 3.14, -1, 100 | |||
文字列 | "", "hello" | |||
配列 | [-1, "hello"] | |||
オブジェクト | {x:1, y:2} | |||
関数 | function(){return;} |
ラッパーオブジェクト(boxing)があるのが落とし穴か。