コーツのderivator論文
モーリッツ・コーツ(Moritz Groth)のderivator論文を読んでいる。
これは60ページくらい。216ページの学位論文よりはマシ。
コーツはderivatorの定義域は一律にCatにしていて、図式の圏は定義してない。derivatorの定義も簡略化している感じだ。
- 2つの圏に対する指数法則。任意個数の圏に関するものではない。
- 同型が点ごとの局所的同型で判断できること。(f:X→Y) in J が同型 ⇔ ∀j∈|J|.[(fj:Xj→Yj) in D(e) が同型]
- 引き戻し関手(逆像関手)の左・右随伴が存在すること。
- ホモトピー極限/余極限が同型を導くこと。
最後の条件はよく分かってない。が、他の人の条件に比べると簡素化されている感じだ。