時間の空間のスピヴァック流定式化
ずっと気にしてきた概念に「時間の空間」がある。よくわかってない。
時間の空間もスピヴァック流に考えたらいいのではないか? 個々の時間の空間を例えば時間スキーマと呼ぶ。時間スキーマは圏である(通常は順序集合を圏とみなしたもの)、対象は時点で、射は時間推進。
時間スキーマの全体が時間ドクトリンだが、スキーマの加工や組み合わせにより、ドクトリンには代数構造が入る。典型的には直和や貼り合わせだ。時間スキーマを境界付きグラフと考えれば、順次結合もできる。同期・待ち合わせは商構成になるかもしれない。
個々の時間スキーマではなくて、ドクトリンの(圏的)代数構造が問題なのだろう。このセッティングでのモデル(のインスタンス)は、運動=実行=runとなる。運動の準同型はホモトピーで与えられる。となると、アンビエント圏も高次圏か?