多ソートメイヤー指標
多ソートメイヤー指標(many-sorted Meyer signature)とは:
- 状態指標の集合Σ
- 値指標の集合Φ
- s∈Σ ごとに、通常のメイヤー指標 (Cσ, Qσ)。クエリーの値はΦから取られる。
- s, t∈Σ ごとに T(s, t) という記号の集合。状態のあいだの変換を表す記号。空でもよい。
状態指標の集合Σが単元のときが、通常のメイヤー指標。多ソートでは、T(s, t)を考えるのがミソ。指標の全体は、Σを対象とする記号の圏を構成する。この圏からモデルの圏への関手が意味論。意味論の全体は関手圏となる。