ハランの非加法幾何
F1-幾何の定式化のひとつに、ハラン(Haran)の非加法幾何(non-additive geometry)てのがあるらしい。紹介を読んだだけだが、離散有限的な状況、コンピュータの話とかにはこれは使いやすそう。
トゥエン/ヴェキ(Toen-Vaquie)のモノイド圏構成と関手圏をバキバキに使う方法も一般性がいいが、ハラン幾何は具体性があって、今すぐに使える。
[追記]HaranのNon-Additive Geometryは次から取れる。
さらに追加:
- title: Nonstandard Mathematics and New Zeta and L-Functions
- author: B. Clare
- URL: http://arxiv.org/abs/0808.1965
- 163ページ
これは、ベンジャミン・クレアの学位論文らしいが、ハラン幾何に触れている。130ページからはじまる第7章 "CHAPTER 7 TheWork of Shai Haran" 。
[/追記]