タグの解釈

タグの基本はラベル（マーカー）。型情報としての利用は付随的／二次的であり、ラベルをインスタンス型情報として流用しているに過ぎない。利用可能な範囲も限定的である。

バリデータをvalidateとすると：

1. 基本は、validate(x, T) Tは型表現
2. validate(x) → validate(x, tag(x)) と補完する。
3. tag(x) = t （タグ名）として、tをレジストリから探す
4. tが見つからないときの処理を細工する

• validate(x, t)のときは、tが見つからないなら、人間またはプログラムのミスと判断する。
• validate(x, t = tag(t)) のときは、見つからなくてもエラーとはしない。

function validate(x, schema) {

 if (schema) {

   validateAgainst(x, schema);

 } else {

   validateSolely(x);

 }

}
function validateSolely(x) {

 var t = tag(x);

 var schema = findSchema(t); // 名前からなんらかの検証用実体を探す

 if (schema) {

   return validateAgainst(x, schema);

 } else {

   true;

 }

}