このブログは、旧・はてなダイアリー「檜山正幸のキマイラ飼育記 メモ編」(http://d.hatena.ne.jp/m-hiyama-memo/)のデータを移行・保存したものであり、今後(2019年1月以降)更新の予定はありません。

今後の更新は、新しいブログ http://m-hiyama-memo.hatenablog.com/ で行います。

ラベルの解釈(読み)と無音記号、自発性問題

  1. コマンド読み:ラベルはコマンド、外部からの命令、内部は命令に従って動作
  2. レポート読み:ラベルはレポート、内部からの事後報告、内部は自発的に動作する
  1. コマンドは、外部から発行され内部に届き、内部で実行される。
  2. レポートは、内部による実行後に発行され、外部に届く。
  1. 外部視点では、コマンドは能動的に発行し、レポートは受動的に受け取る(観測)。
  2. 内部視点では、コマンドは受動的に受け取り(受理、受容)、実行とレポートは能動的に発行する。
  • レポートは、内部から発行されるコマンドとも解釈可能。
  • したがって、コマンドをパブリックアクション、レポートをプライベートアクションとも解釈できる。

状態遷移を観測できるが内部ラベル(レポート、プライベートアクション)を観測できない観測者がいると、すべての内部ラベルは無音記号に見える。つまり、内部ラベルを縮退させた擬似外部ラベルが無音記号なのだろう。これがもっともまっとうな無音記号の解釈だと思う(なにが「まっとう」かはあまりつっこまないとして)。