コンポネントの指標と仕様
指標が極性付きでΣ=Σ++Σ-でも、指標Σ上の制約やセオリーが、Σ+上の制約とΣ-上の制約に直和分解できるわけじゃない。そうじゃなくて、Sen(Σ++Σ-)のなかで考えることになる。
これはコンポネント(双方向)のコンパクト閉圏が、単方向であるトレース付きモノイド圏のInt構成で理解できるわけじゃないことを示す。
そもそも、極性付き指標に対するSen(Σ++Σ-)がなんであるかを考えてない。それじゃダメだ。内部状態の開示義務、イベントに対する反応義務、義務と権利との関係などを決めないと。いずれにしても、プラットフォーム(サービスプロバイダ)とアプリケーション(サービスユーザー)が対称(対等、公平)でないといけない。