型解析：気分転換にErlang

型を次の12種13種に分類する。

番号	型種別	旧構文	新構文	Erlang	備考
1	never型	never	never	never	みんな同じ
2	any型	any	any	any	みんな同じ
3	リテラル	JSONリテラル	JSONリテラル	Erlangリテラル	ほとんど同じ
3.1	数値リテラル	JSON数値	JSON数値	Erlang数値	ほとんど同じ
3.2	文字列リテラル	JSON文字列	JSON文字列	Erlang文字列	ASCIIに限れば同じ
3.3	true, false, null	JSONリテラル	JSONリテラル	アトム	-
4	スカラー型	名前	名前	アトム	みんな同じ
5	配列型	array [...]	[...]	{array, [...]}	-
6	オブジェクト型	object {...}	{...}	{object, [...Proplist]}	プロパティキーは文字列
7	タグ（明示的タグ）付き型	@α T	@α T	{tag, Tag, Type}	-
8	オプショナル型	T?	T?	{opt, Type}	-
9	排他的ユニオン型	T1 | T2	T1 | T2	{xunion, [...]}	-
10	インターセクション型	T1 & T2	T1 & T2	{inter, [...]}	-
11	ジョイン型	T1 ∪ T2	T1 ∪ T2	{join, [...]}	-
12	変数（不定型）	_Name	_Name	{'var', Name}	Nameはアトム
*	スター（繰り返し）型	T*	T*	{star, {opt, Type}}	ワイルドカードも同じ

スター型（クリーネスター）は、配列の最後でだけ使えるもので、一人前の型ではない。{star, {opt, Type}} という形式は、オブジェクト型のワイルドカードとしても使っている。スター型を配列とオブジェクトで共通に使い、処理も共通にしようとしたが、実際にはそうなってない。

@person {

 "handle" : string,

 "name" : string?,

 "job" : [string*]

}

のErlang表現は：

{tag, person,

 {object, [

   {"handle", string},

   {"name", {opt, string}},

   {"job", {array, [{star, {opt, string}}]}}

 ]}

}