3点テンパリー/リーブ代数の行列表現の作り方
後で計算用紙をスキャンした画像を貼る予定。(貼った)
ゴミ箱から裏紙を拾い出して、イッパイ計算した。オジチャン、疲れたよ、もう。
計算を4回くらい失敗したので、紙をけっこう消費してしまった(↓)。
うまくいった計算だけなら紙2枚くらいか?(紙4,5枚)
[追記]1,2箇所、書き間違いがあるが、見れば分かる程度だからイイヤ。[/追記]
心の準備
- クロネッカー・デルタの定義と公式を復習しておく。
- 平面(2次元ベクトル空間)の正規直交基底をe1, e2とする。しばらくこれを眺めてから、e1, e2 と太字をやめる。
- 太字じゃなくてもベクトルだと思えるようになる。
- そしたら、平面の正規直交基底だったことも忘れる(潜在意識には残しておく)。
形式的にテンソル代数を定義する
- {e1, e2}から生成される自由非可換代数を考える。
- e1とe2に関する次数を考えて、次数がkである斉次部分をPkとする。
- P0, P1, P2, P3 を使う。
- ∇:P2→P0 と Δ:P0→P2 を具体的に定義する。メンタルモデル(潜在意識)としては、内積と対角スカラー行列を考える。
- Δ;∇ と ∇;Δ を具体的に計算する。
- I∇、∇I、IΔ、ΔI を定義し、具体的な表式を求めておく。
必要な等式を示す
書き下す
- RとSをできるだけ展開しておく。
- {1, 2}×{1, 2}×{1, 2} から {1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8}への写像を固定して、添字の等式から行列成分を求める。
- 1マスが2×2の行列である4×4の方陣を使うと便利。
挫折ポイント
最初から最後まで行列だけで計算しようと思ったんだが、これで何度も挫折した。原理的にはできるはずだが、間違いをおかす。もともとがテンソル代数の構造を持っているので、無理に添字をフラットにすると、添字の対応関係を取るのが大変。置換を1個でも忘れるとオジャン。
整数の加減乗除のなかにもひそんでいるヤン・バクスター方程式:
ウチの長男も割り算は苦手のようだが、僕もダメだ。アタマこんがらかって計算できないよー。挫折した。
ここ(↑)に書いた事情がからんでいる。行列の行の置換、列の置換を適切に行わないといかんのだが、その管理が僕の手に余る。